- 2022.10.12
夏の暑い時期、冷たいものばかり飲んでお腹を壊していませんでしたか?
また、昨今では「腸活」という言葉から、胃腸の健康を意識している人も多いのではないでしょうか。
そんな人には、ぜひ紅茶をおすすめします。
実は、紅茶って、腸に良い飲み物なんです。
紅茶に含まれる胃腸に良い成分
紅茶には、健康に良い成分が沢山含まれています。
以下では、とくに胃腸に良いとされる成分について紹介するので、ぜひ紅茶で腸活を始めてみてください。
タンニンが荒れた腸の粘膜を引き締める
そのなかでも、胃腸に良い効果があるのは、タンニンです。
紅茶を飲んだときの渋みは、タンニンから出ています。
タンニンは、ポリフェノールの一種で、収れん作用を持っています。
収れん作用というのは、タンパク質を変性させて、組織や血管を縮める作用です。
肌につけると毛穴を引き締める効果もあるので、化粧品などにも配合されていますよ。
腸に関しては、荒れた腸の粘膜を引き締める効果があります。
お腹をくだしているときはペクチンが効果的
ペクチンは、食物繊維の一種です。
紅茶の他、りんごやレモン、柑橘類などに含まれています。
この「ペクチン」という成分には、下痢を抑える作用があります。
お腹をくだしているときは、便の水分が多く、柔らかくなりすぎています。
ペクチンに含まれる食物繊維は、水に溶けやすい水溶性植物繊維なので、便の水分を取ってくれるのです。
夏バテにはテアフラビンが効果的
夏の暑い時期には、冷たい物を飲みすぎて、内臓が疲れてしまうことがあります。
そんなときにも紅茶は効果的です。
紅茶には、ポリフェノールの一種であるテアフラビンが含まれています。
テアフラビンは、腸内の一部の悪玉菌を抑える効果があるという研究結果が出ているのです。
悪玉菌を抑えることで、腸内環境の改善につながります。
夏バテを感じたら、冷たいお水ばかりではなく、ぜひ代わりに紅茶を飲んでみてください。
紅茶は身体を温める腸活効果も
お腹の調子が悪いときやお腹をくだしているときは、身体を温めてあげることが大切です。
お茶には、身体を冷やす作用のものと身体を温める作用のものがありますが、紅茶は身体を温める「発酵茶」になります。
冷たい紅茶では腸を冷やしてしまう原因にもなるので、温めた紅茶を飲んでください。
「身体を温める」という点では、生姜などを入れると良いでしょう。
腸の不調は紅茶で癒してあげましょう
紅茶には様々な健康効果があります。
腸の不調改善の他、抗酸化作用や生活習慣病の予防にも効果があると言われています。
そのため、身体に不調を感じた際には、ぜひ紅茶を飲んでみてください。
紅茶にはリラックス効果もあるので、ストレスが原因の不調にも効果があります。
ホッと一息つきながら、紅茶で腸を労わってあげてくださいね。
身体に優しい紅茶時間を過ごしましょう
紅茶を飲むだけでも健康効果はありますが、紅茶を淹れる時間もぜひ味わってください。
紅茶一杯を淹れるのに、お湯を沸かしたり茶葉を蒸らしたりする時間は、とても癒される時間になります。
ストレスが軽減される上に、腸にも優しいので、一石二鳥です。
ぜひ忙しい毎日で身体を労われてない人は、紅茶を1から知ってみてください。
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