- 2022.03.06
陽が出ているときは少し暖かくなってきましたが、まだ少し肌寒さを感じる季節ですね。
こんな時期には、家のなかでゆったりしながら、ポカポカ温まりましょう。
今回は、紅茶の温める効果について解説します。
暖房だけに頼らず、ぜひ紅茶を合わせて身体を温めてくださいね。
身体を温める飲み物の豆知識
紅茶は、身体を芯から温めてくれます。
なかには「どんな飲み物でも、ホットにすれば身体が温まるのではないですか?」
と考える人もいるかもしれませんが、決してそうではありません。
これは、漢方としての考え方ですが、飲み物には、陰性と陽性があるのです。
たとえば、コーヒーや緑茶などは陰性として、身体を冷やす性質があります。
反対に、紅茶やほうじ茶は「陽性」とされ、身体を温める性質があるのです。
紅茶が身体を温める理由
紅茶が身体を温める理由は、2つあります。
・発酵しているため
・紅茶に含まれるテアフラビンによる効果
それぞれの理由について、詳しく解説していきますね。
紅茶の発酵による効果
前提として、紅茶には、コーヒーや緑茶と同様「カフェイン」が含まれます。
基本的に、カフェインが含まれるものは、利尿効果により、熱が外に放出されやすいです。
「それでは、紅茶も熱を奪ってしまうのでは?」と考えてしまうかもしれませんが、紅茶が身体を温める理由は「発酵」にあります。
発酵茶である紅茶は、血液をさらさらにする効果があるため、身体を温めてくれるのです。
テアフラビンによる効果
テアフラビンとは、ポリフェノールの一種です。
主な効果として、以下の4つがあります。
・血糖値の上昇を抑える
・インフルエンザの予防
・殺菌・消毒効果
・コレステロール値を下げる
血液の巡りを良くして、身体の末端まで温めてくれます。
紅茶でポカポカ温活する方法
紅茶だけでも身体を温めてくれますが、より温める効果を感じたい人のために、おすすめの飲み方を紹介します。
冷え性の人にも効果のある飲み方なので、ぜひ寒い日や気温の下がる夜などに、試してみてくださいね。
温かい紅茶に生姜をプラス
身体を温める食材といえば、やはり生姜はかかせません。
紅茶ではなく、生姜湯として飲むだけでも、身体をポカポカに温めてくれますよね。
しかし、やはり生姜ならではのピリっとした味わいが、苦手な人もいるでしょう。
そんな人は、ぜひ紅茶と生姜を合わせてみてください。
生姜は、スライスした生姜でも構いません。
芯から温まり、身体も心もポカポカして、ホっとできる時間になります。
心まで温めるための過ごし方
「身体を温める」点では、紅茶の作用が効きますが、
紅茶を淹れることで心まであったまることをご存知でしょうか?
仕事に家事に……と時間に追われる生活をしていると、なかなか「ホっと一息」つけるような時間を持つことが難しいです。
紅茶は、そんなあなたに、くつろぎの時間を創り出す手助けをしてくれます。
そのため、ペットボトルや缶の紅茶を買って飲むだけ……というよりも、茶葉からご自分で紅茶を淹れることをおすすめします。
ポットを温める時間、茶葉を蒸らす時間など、一つひとつの工程が穏やかに流れ、心まで温めてくれます。
日々の忙しさに和みの時間を持ってみる。
友人とのんびりしたお茶会を開いてみてはいかがでしょうか。
人と人との触れ合いも、心を温めるきっかけになりますよ。
温かくおいしい紅茶を楽しむために
紅茶で身体も心もポカポカにするには、一つひとつの手間も大事にしましょう。
紅茶を1から淹れる時間は、忙しい時間からの脱出にもなるほど
心をホッとさせてくれます。
その上で、心が喜ぶおいしい紅茶を味わえるなら、一石二鳥ですよね。
ぜひそんなのんびりな時間を楽しみたい方は、紅茶の魅力を知ることから始めてください。
サンタマリアの紅茶教室では、
紅茶本来のおいしさを引き出すための淹れ方を1から教えているので、紅茶初心者でも大歓迎です。
周りに紅茶好きの友人がいない方は、紅茶教室を通じて会話も楽しんでくださいね。
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