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紅茶の抗菌・殺菌効果|インフルエンザの予防効果も!|紅茶豆知識

  • 2022.02.01

紅茶には抗菌・殺菌効果があると聞いたことはありませんか?

ある実験では、紅茶はインフルエンザ予防にも効果があると言われています。

そこで今回は、実際に紅茶にどれほどの殺菌効果があるのか、どのような作用があるのかを調べてみました。

 

紅茶に抗菌・殺菌作用はある?

紅茶には、抗菌・殺菌作用があると言われています。

なぜ抗菌・殺菌作用があるかというと、紅茶には、カテキンが含まれているためです。

カテキンには、高い抗ウイルス作用や抗菌・殺菌作用があります。

そのため、感染症などに効果が高いと言われているのです。

 

紅茶は殺菌作用がもっとも高い

カテキンは、紅茶だけではなく、緑茶にも含まれています。

紅茶と緑茶では、そこまで大きな差はありませんが、どちらかといえばテアフラビンの含まれている紅茶の方が効果が高い言われています。

ただし、効果の高さに関しては諸説あるので「どちらを飲むべき」というよりも、日常的に飲んでいるものが良いでしょう。

 

紅茶に含まれるテアフラビンの効果

紅茶には、テアフラビンというポリフェノールの一種が含まれています。

テアフラビンはカテキンが発酵してできる質素で、主に紅茶に多く含まれているのです。

強い高酸化力を持ち、殺菌や風邪、インフルエンザの予防として効果が高いと言われています。

抗菌・抗ウイルス作用の他にも、生活習慣予防効果や老化の抑制にも効果的です。

以下で、テアフラビンによる効果それぞれを見ていきましょう。

 

血糖値の上昇を抑える

テアフラビンは、血糖値の上昇を抑える効果があります。

不規則な生活を送っていると血糖値が高くなり、糖尿病などの原因になってしまうのですが、テアフラビンは糖分の吸収を抑えてくれるのです。

糖分の吸収を抑えることにより、血糖値を抑え、生活習慣病のリスクも減らしてくれます。

 

インフルエンザを予防

インフルエンザには、紅茶のテアフラビンやカテキンによって予防できると言われています。

なぜなら、テアフラビンを接種すると、インフルエンザのたんぱく質を覆い、人の細胞に侵入させなくするためです。

実際に、紅茶でうがいした人としなかった人では、うがいした人の方がインフルエンザにかかりにくいという研究結果が出ています。

 

殺菌・消毒効果

テアフラビンは、インフルエンザや風邪だけではなく、食中毒細菌に対しても効果があると言われています。

さらには、ピロリ菌や白癬菌(はくせんきん)にも効果があるのだそうです。

それだけ紅茶の殺菌効果は優れているので、多くの感染症を防げるのではないでしょうか。

 

紅茶に含まれるカテキンの効果

カテキンは、主にお茶類に多く含まれるポリフェノールの一種です。

紅茶を飲むと、独特の渋みや苦みを感じますよね。

この苦みが、カテキンの成分です。

カテキンは、強い抗酸化作用や殺菌・抗菌作用を持ち、細菌やウイルスから身体を守ってくれます。

他にもカテキンには多くの効果があるので、以下で解説します。

 

生活習慣病の予防

カテキンには、コレステロールを下げる効果があると言われています。

高血圧や糖尿病など、ほとんどの生活習慣病の原因は、コレステロール値の高さが原因だそうです。

紅茶を飲むことで、カテキンが血中のコレステロールの増加を防いでくれるため、生活習慣病予防につながります。

 

肥満の予防

カテキンには、体脂肪を減少させる働きがあります。

よく「紅茶ダイエット」と言われますが、ダイエット効果はカテキンの効果です。

実際にカテキンを利用した特定保健用食品なども販売されていますね。

 

感染症を予防

カテキンは、さまざまな感染症を予防してくれます。

風邪やインフルエンザの他にも、ピロリ菌にも効果があると確認されています。

 

虫歯や口臭を予防

カテキンは、虫歯や口臭など、口のなかの菌にも効果があります。

人間の口の中には100億個もの細菌が存在していると言われています。

本来は唾液によって細菌は洗い流されますが、唾液の分泌量が減少し残ってしまった細菌が増殖すると、虫歯や口臭の原因になってしまうのです。

しかし、紅茶のカテキン効果は、これらの細菌の増殖を抑える効果があります。

細菌を抑え、口のなかを清潔に保ち、虫歯や口臭を予防してくれます。

 

紅茶をうがいに使うのはもったいない

殺菌作用があると言っても、せっかくおいしく淹れた紅茶をうがいに使うのはもったいないですよね。

しかし、あえて新しい紅茶をうがいに使う必要はありません。

一度使ったティーバッグなどでも、殺菌効果に期待できます(飲むための紅茶の場合、一度使ったティーバッグは使いません)。

一度使い終えたティーバッグでも、テアフラビンやポリフェノールが抽出されるので、うがい用はとしては、一度使ったティーバッグを使いましょう。

 

紅茶は抗インフルエンザ活性として注目されている

殺菌効果の高い紅茶は、抗インフルエンザ活性として注目されています。

紅茶ポリフェノールの働きにより、すべてのインフルエンザの感染力を奪うのだそうです。

ただし、あくまで飛沫感染の阻止としての効果になります。

※インフルエンザに感染した人が紅茶を飲んでも、治療にはなりません。

[効果があるのは、インフルエンザ患者から健康な人への飛沫感染を阻止すること。治療には役立たない。インフルエンザは鼻からの呼吸によって感染するため、健康な人が紅茶でうがいをしても予防効果はないが、患者が1時間ごとに紅茶を一口飲んで口内のウイルスを死滅させれば、周囲への感染が広がるのを防ぐことができる】
引用:紅茶の抗インフルエンザ活性に注目集まる “テアフラビン”で感染拡大を阻止|食品産業新聞社ニュースWEB]

手洗いうがいと合わせて紅茶を飲むことで、感染抑制につながるでしょう。

 

抗インフルエンザに関する実験

過去に行われた実験によると、一般的な紅茶の濃度で、サンプル中のインフルエンザウイルスを、99.99%無力化させたという結果が出ています。

カテキンは紅茶の他にも、緑茶やウーロン茶などにも含まれていますが、一番効果が高いのは紅茶だそうです。

ただし、あくまでストレートの紅茶による実験なので、手を加えてしまうと効果を得られない場合もあります。

たとえば、ミルクを加えた場合には、ほとんど働きがなくなってしまうそうです。

では、市販でのペットボトルの紅茶はどうかというと、製造段階でほぼ成分が破壊されている場合があるため、あまり効果はないと言われています。

[製造工程により成分が破壊されていたり、テアフラビンの含有量が減っていたりする場合があるため、ティーバッグやリーフで手淹れした紅茶を飲んでほしい】
引用:紅茶の抗インフルエンザ活性に注目集まる “テアフラビン”で感染拡大を阻止|食品産業新聞社ニュースWEB]

紅茶は、市販のものより自分で淹れたものの方が本当のおいしさを楽しめますが、健康面でもやはり、同じことが言えるようです。

 

おいしい紅茶で心も身体も健康に

さまざまなデータを調べたところ、紅茶の殺菌効果が高いと言えます。

紅茶はマインドフルネス効果(集中力を高める効果や緊張緩和効果)もあるので、紅茶を飲めば、身体も心も健康になりますね。

ただし、茶葉から抽出した紅茶でなければ、殺菌作用はほとんどないでしょう。

そこで大事なのは、紅茶の淹れ方や茶葉の選び方、正しい紅茶の知識です。

「殺菌作用があるから紅茶を飲む」だけではなく「おいしく飲めて殺菌作用もある」方が良いですよね。

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